日記

観る/聴く/読む

南佳孝/south of border

最近は回数も減ったが現在もレコードを買っている。

減ったとはいえ続けていれば、いつ、どこで、なぜ、といった3Wが浮かぶものが出てくるし、そもそも3Wすら浮かばず忘れているものもある。

そこでランダムにチョイスして聴き直すこととした。天井から床までびっしりのコレクターでは無いのでやろうと思えばできるのがミソだ。

 

というわけで今日目に留まって引っ張り出したのは南佳孝/south of borderなのだが、まず季節感がズレている。

まあ目に留まったものをかけていくのだから仕方がないのだけど、ダウンジャケット重ね着で大寒を凌ぐこの時期に夏のリゾートまっしぐらのレコードだ。

その昔、「夏だ!海だ!タツローだ!」といったコピーがあったが、このレコードは曲がボサ、柔らかいサンバなだけに個人的には山下達郎より夏感が高い。池田満寿夫によるジャケットもリゾート感に溢れてる。

しかし季節感はともかく、これ3分台の曲が多くてとても聴きやすい。とても今っぽい尺だ。

アレンジは世界の坂本。つーか、ティン・パン・アレーYMO揃い踏みのバッキング。

ここにもまたリゾート感がある。というか高級感。

 

ところでティン・パン・アレー、ティン・パン・アレイのどちらが正しいのか。

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