日記

観る/聴く/読む

THE JOHN COLTRANE documentary/CHASING TRANE

毎月1日は映画の日だとかで料金が安いという神話はまだ生きているのかと確認に行ったらば、まだ健在だった。今後もよろしくお願いしたい。

 

ってなわけでコルトレーンの映画だ。ドキュメンタリーかつ100分以内のコンパクトさなので観たかったのだが、これで心配なのは眠気。BGMはコルトレーンに決まっているので気持ち良くて寝る可能性がある。

過去にはリー・モーガンの映画も寝てしまった。サブスクでも何度かトライしたがその度に寝てしまい、内容はおろかBGMすら覚えていない。

 

コルトレーンに話を戻す。

冒頭「彼は宇宙船を持っていて、どこへでも行ける。」的なモノローグから、どっちかというと宇宙船ならSUN RAのイメージだななどといきなり思考は脱線をはじめ、サンダーボルトの原作や十九歳のジェイコブもコルトレーンだったな、ガンダムから中上健次って広いな。どっちも映画化されたら違ったっけ?(映画化は十九歳のジェイコブではなくて十九歳の地図の方だった。)とか思ったけど、よく考えたら日本ツアーしてるくらい売れてるわけなんだから、そりゃいろんな人が影響されても不思議じゃないな。

そんな感じで脱線した思考と気持ち良い眠気とともに観ていたわけだけど、ベニー・ゴルソンだったか、コルトレーンの思い出を語る中、喪失感に耐えかねて崩れ落ちそうになりながら絞り出すような感じの「Oh~」が印象に残る。

いい人なんだろうな、ベニー・ゴルソン。(それが本人だったか確信はないけど。)